総評 4.8

こんにちはBUGです。
今回は2025年最も楽しみにしていた「Ghost of Yotei」のクリアレビューを書いていきたいと思います。
クリアタイム 55時間
ゴーストシリーズ2作目、1作目のツシマが名作ということもあり、プレイする前まで正直不安でした。クリエイティブ作品にとって「2作目」って結構難しいですよね。しかしそんな不安を感じることなく、期待通りやってくれました。
クリア後に4時間ほど追加してプレイし、プラチナトロフィーもゲットできました!
プレイ中にできるだけサブクエは消化していたので、回収物やサブクエを無視したら40時間ぐらいでクリアできるかもしれません。
各メディアの評価は?
ファミ通
IGN
「復讐劇」という物語が分かりやすかった
家族を殺された「羊蹄六人衆」への復讐が目的と、かなり分かりやすい物語
ゲーム冒頭から物々しい ”面” を付けた羊蹄六人衆への恐怖と怒りが混み上げてくる感じで、主人公「篤」の気持ちに入り込むことができるのが本作の魅力です。
ツシマでは主人公「境井 仁」が武士の「誉」と葛藤しながら刀を振っていきますが、今作Yoteiの「篤」は武士ではないため、怒りに任せて人を切っていきます。個人的にこの感じはストレスなくプレイできて個人的にはGOODポイントでした。
ストーリーは全体的に満足
俯瞰(ふかん)視点で物語の展開を予測しながらプレイするよりも、「篤」になりきってプレイするほうが楽しめる作品だと思いました。
前作では対馬という国を守るため戦ったため一般人の我々には共感しにくいお話でしたが、今作は自分の家族に対する想いが強いため我々現代人にも同じ気持ちを感じやすいのが、入り込みやすい要因だったかもしれません。
※ストーリーの詳細な感想は記事下方のネタバレ有りコーナーで書いております。
サブクエの量と質が丁度いい
たまに道端で発生するミニクエストも作業になるだけでなく、メインのお話に絡んでくる内容だったり、敵の拠点の情報をくれたりする部分もよかったです。
特に序盤は幼少期の回想シーンにたびたび入ることで、「羊蹄六人衆」への復讐心が再熱し、メインストーリーへ気持ちを戻してくれる部分はうまいなと思いました。
サブ要素が単なる作業にならないよう工夫されていたので、「あれクエストっぽいな」というものが見つかっても気軽に話かけられるのはとてもいい改善点だと思いました。
スピーディーな戦闘が楽しい
今作の戦闘は相手の武器種によって武器を替えながら戦闘する「三すくみ」が採用されていますが、個人的にはこのスタイルよかったと思います。
自分は複数武器のあるゲームの場合、1種類の武器しか使わないことが多いので「三すくみ」はGOODポイントでした。それに、戦闘が単調な作業になってしまうよりは、考えながら戦う方が忙しくできるので楽しかったですね。
あと、戦いながら敵が落とした刀が投げられるのも手数が増えて複数の敵と戦っている感あってよかったですね。
美しいグラフィック、美しい景色とフォトモードが最高!

ゲーム中何度も何度も息をのむような美しい景色を体験できました。
自分はリアルで写真撮ることも好きなので、「はぁ~」とか言いながらスクショにハマってしまいました。
過去一番スクショ撮ったゲームかもしれないというほど撮影したんじゃないかな
前作ツシマと違い今作はPS5ということで、霧の描写や光と影の描写が本当にリアルで美しく、景色に見とれることが多かったです。
SNSでも、写真ばかり撮っていて先に進めないという投稿が多かったように感じます。
撮影中様々なカスタマイズができますが、スタンプの位置が変更できないので、ここはマイナスポイントですね。
前回プレイ日記でスクショをたくさん貼りましたので
今記事ではプレイ日記で紹介しなかったスクショを紹介したいと思います。
スクショの紹介








細かいコンテンツを回収するメリットがある
神社で「護符」がもらえたり、地蔵では「スキルポイント」、温泉では「体力最大値上昇」など、しっかり「篤」が強くなれる報酬があり、見つける喜びがしっかりあってよかったです。
人によっては面倒に感じてしまうのかなとも思ったりしますが、けっこう狐が案内してくれる場所の景色が綺麗だったりするので、個人的にはそれも楽しみでしたね。
十兵衛側の話もしっかり描いてほしかった
最後十兵衛と意見が分かれて戦うことになるのかなと勝手に予想してましたが、そうならなくて良かったです。
ただ、十兵衛側のエピソードがもっとしっかり描かれていてもよかったかなと思います。
どのようにして松前藩で昇進してきたのか?、これまで「篤」のことをどう考えていたのか?もしかしたら、探し回っていたかもしれないなど、十兵衛エピソードをしっかり体験させてくれていたら、ラストはもっと感動できたかもしれません。
アサシンクリードシャドウズと話が被った
まぁこれは仕方のないことですが、アサクリシャドウズでは主人公の父親が「百鬼衆」という謎の仮面集団に殺されしまい、復讐に立ち上がるというもの。
「親を殺される」、「仮面集団」、「復讐」、「日本が舞台」、「主人公が女性」とダダ被りだったので、ヨウテイ冒頭のストーリーでアサクリシャドウズがちらついてしまったのは残念でしたねぇ。これはアサクリシャドウズのリリースがかなり遅れてしまったのが良くなかったのかもしれません。
ストーリーが被っていることは互いに承知していたと思いますが、サッカーパンチ側としては、UBIがこれだけシャドウズを延期させてしまうなんて予想外だったんでしょうね。
しかし被りすぎましたね。
クリア後に敵がいなくなる
今作はクリア後、自由にフィールドを探索したりサブクエ消化したりできるようになりますが、敵が復活しないため戦闘を交えたトロフィー取得がかなり困難になります。NEWGAME+(強くてニューゲーム)も存在しないため、クリア後の強くなった「篤」で戦闘を楽しむことができなくなるのは少し残念でした。
武蔵との戦いが熱かった

自分はそんなにゲーム上手ではないので、難易度はいつも普通で遊んでおり今作も通常レベルで遊びました。そんな難易度でも「武蔵」はめちゃくちゃ強かった!
なんか道具を使おうなどと小細工を考えると一瞬でやられてしまうので、雑念をなくし刀に集中が必要でした。何度も何度も挑戦し、ゲーム内の早朝から始めた戦闘も気づくと夜になり、ついに勝った時は朝になっていました。
これはかなり楽しかったですね、ラスボスの斎藤より強かったなぁ。
ちょっと気になったこと

「生家」ってゲーム進めていくと補修されて行くのですが、これって「篤」が直していたんですかね。誰が修繕していたんでしょう?特にゲーム中触れられなかったんですが、たまに戻るたびに直ってましたよね。まぁでも墨絵も増えていたのでやっぱり「篤」が直してたのかな
まとめ
自分は高グラフィックな作品を高画質でプレイすることに喜びを感じるタイプなので、今作「Ghost of Yotei」はしびれるほど楽しかったです。物語も前作より入り込めて、篤と一緒に怒ったり、悲しんだりできたのが良かったと思います。
しかも大好きな時代のお話、オープンワールド、アクションRPGと好物が全部混ざったゲームだった為、個人的には2025年「GOTY」候補にしたいと思います。
それにしても海外の方が作ったゲームとは思えないほど日本の美しさを演出してくれてましたね
「サッカーパンチ」には今後も期待したいです。
追記)追加DLCもあるみたいです
2026年DLC「LEGENDS」が配信される予定です。
1つ目は「2人協力プレイのストーリーミッション」、2つ目は「4人のサバイバルマッチ」みたいです。

2人協力プレイって...。
自分のようなソロプレイヤーは遊べないかもしれないですね。残念です。
🌐 English Summary
I felt that Ghost of Yotei, the second installment in the Ghost series, portrays Japan more authentically than even a Japanese creator might have done.
The historical setting is meticulously recreated — from the towns and villages that capture people’s expressions, homes, and landscapes, to the dialogues that reflect how people truly lived.
What impressed me most was how the fog and mist were depicted even more realistically than in the previous game, Ghost of Tsushima. The visual quality has improved remarkably, making every screenshot look breathtaking.
Overall, I believe this is a game about Japan that Japanese players can proudly recommend.
I hope many people overseas will play it and experience a glimpse of Japan’s true history.

Hi, I’m BUG! I’ve added an English summary so that overseas readers can enjoy my thoughts too.


