ファーストインプレッション評価 4.0
話題のフランス産コマンドバトルRPG「Clair Obscur: Expedition 33」をSTEAMでプレイ開始しました。
日本語音声はなく全て字幕ですが、テキスト量が少ないためストレスは少なく、むしろ少ないムービーと少ないテキストにも関わらずしっかり物語が理解できるのは素晴らしい映画と同じ感じがして、自然とこの世界に入り込むことが出来るのは日本のゲームと違うところだなと思いました。
人物や風景の雰囲気が「A Plague Tale: Requiem」と似ているなと思ったんですが、これも同じくフランスで開発されたゲームでした。
このレビューはプレイ時間10時間未満のファーストインプレッションレビューになります。
先が知りたくなるストーリー
斬新な世界設定と謎めいたストーリーに引き込まれます。
複雑な設定の割に、テキスト量が少ないためストレスなくストーリーを体験できるのは素晴らしいと感じました。まだACT1が完了したところなので、続きがかなり楽しみです。
コマンドだが緊張感のあるバトル

相手の攻撃に合わせてパリィをしたり、回避やジャンプをして出来るだけダメージを受けないようにしながら戦っていくのですが、むしろ回避やパリィをしないと勝てないエネミーが多いため、常に緊張感のあるバトルを楽しむことが出来ます。
それもあって、こちらがやらそうな時でも全て回避やパリィをすれば逆転勝利することも可能なので、最後まであきらめず戦う楽しさがあります。
シンボルエンカウントかつ敵少なめ

今作は敵少なめで、一度のバトルで得られる経験値が多いのが魅力と感じました。
これまでのコマンドバトルRPGはとにかくエンカウントが多く、何度も何度も同じバトルの繰り返しが正直だるかった作品が多かったのですが、今作はエンカウント少なめなのはGoodポイントです。
エネミーデザインがユニーク
少し不気味さのあるエネミーデザインですが、日本人には考えつかないような見た目をしているため、斬新かつ新鮮で魅力的にも感じます。
洋ゲーだがクセの無いゲームデザイン
UIやシステムなど、従来の洋ゲーは分かりにくい作品が多かったように感じますが、今作は日本人にも直感的、感覚的に操作できるのは嬉しいですね。
チュートリアルもわかりやすいので、途中でいちいちオプションで操作を確認することなく進めることが出来ています。
適度な探索要素
少しマップを探しまわることで手に入れられるアイテムもあります。ガッツリ探索要素があるわけではなく適度な探索量なので、探索大好きなオープンワールドタイプのRPGではありません。
最近だとFF16と同じようなマップ感覚ですかね。
まとめ
話題沸騰中の「Clair Obscur: Expedition 33」は、ストーリーとバトルを存分に楽しめる作品だと思います。洋ゲーにアレルギーのあった方も、今作は分かりやすいゲームデザイン(UIやシステムなど)になっており、音楽も美しいためこれまでJRPGをメインに遊んでいた方にもおススメしたいゲームです。
今回はプレイ序盤の感想ですが、今後ゲームを進めていく中でレビュー内容もどう変化していくか楽しみです。