風燕伝:Where Winds Meet プレイ感想

ゲームレビュー

総評 4.0

BUG(バグ)
BUG(バグ)

こんにちは!BUGです
今回は風燕伝をプレイしてみました!

話題になっている無料オンラインオープンワールドゲーム「風燕伝:where winds meet」を50時間ほどプレイし、2025年12月現在まで配信されいるメインクエスト(第2章?)までクリアしましたので率直な感想を書いてみようと思います。
このゲームは公式でMMOと公式ではうたってはいませんが、個人的にはMMORPG風と捉えてプレイをしています。

自分は長年MMORPGをやりこんできました。そんなMMO大好きっ子目線での感想になりますので、普段MMORPGをやったことのない方とは少し違った意見かもしれませんが、そこはご理解いただけたらと思います。

※この記事にPRは含まれておりません。

「風燕伝:where winds meet」各メディアの評価は?

Critic: 72/100 User: 7.2/10 Metacritic
非常に好評
STEAM
スコア未掲載
IGN

※steam評価は2025年12月現在の評価です。

MMOPRG歴

まずは簡単に自分のMMORPG歴をお伝えしておきます。

  • エターナルゾーン(ガラケー)
  • モンスターハンターフロンティアオンライン(PC)初めてのPCオンラインゲーム
     ※自分の中ではMMOの部類に入ると思っているため書きました。
  • 黒い砂漠(PC)一番がっつり遊んでいたが武器強化が上手くいかず引退
  • ファイナルファンタジー14(PC)今もたまにプレイします
  • BLUE PROTOCOL (PC)ちょっとだけ

自分はデスクトップパソコンでがっつりプレイするMMORPGが好きなタイプです。なので今作「風燕伝」は久しぶりのPC新作オンラインゲームということあって気になっていました。

※スマホ版も開発中とのこと(2025年12月現在)

まず率直な感想

なんだかんだやっちゃいますね。
このゲームにはMMORPG好きな人がハマる要素がたくさん詰まっているので、「なんだかんだやっちゃいますね」が正直な感想です。

好きな要素は人によって違いますが、自分は「クエストと探索」にいつもハマるタイプです。
他にはキャラクリ(育成)、スクショ、バトル、生活、実績収集、ミニゲームなどハマる要素は人によって異なりますが、このゲームはこれらのコンテンツをすべて兼ね備えているので、どれかにハマるんじゃないかな。
ハマるコンテンツが複数になるとがっつり楽しめるんじゃないかなと思います。

ストーリー・クエストについて

ストーリーやクエストは韓国MMORPGのスタイルに似ています
NPCと自キャラにボイスはありますが、英語と中国語のみしかなく結局テキストメインになるのであまり頭に入ってきません。
昔の中国が舞台になっていることもあり、見慣れない漢字が多く、人の名前や場所の名前も覚えにくく、NPCキャラの顔もみんな同じ美形なので感覚的にとらえづらいのが正直なところ。何の話だっけ?ってなります。

個人的には細かいクエストがたくさん用意されているのはgoodポイントです。
MMORPGならではのお使い系クエストは好きなので、あぁMMOやってるわという感じで喜んでプレイしてます。
ただし、海外のMMOをプレイしたことのない方だと、何をしたらいいか分かりにくいかなと思います。
また今作はコンテンツごとに報酬が用意されているのですが、どこを見たら報酬が見つかるのかわかりにくいのがネック。まぁこれはMMOあるあるですが。

ストーリークリアはあるか?レベルは?

2025年12月時点で存在するメインクエスト(第2章?)までクリアしました。ただし、マップを見ると今後も広がっていきそうですし、レベルも現在60でカンストですが、今後70、80と上がっていくみたいなので、このゲームはアプデを定期的に繰り返すことでメインクエストやサブクエも増えるようですので、FF14のようにアップデートを繰り返しながら長く遊ぶことが可能なスタイルです。

ソロとマルチを自由に行き来できる

このゲームはオンラインRPGゲームですが、ソロとマルチを自由に切り替え可能です。
今回自分は主にソロでプレイしましたが、メインストーリーやサブクエなどはソロで遊ぶような作りになっていますので、ほとんどのことをソロで遊ぶことが可能だと思います。
ソロの場合は他のプレイヤーは一切表示されず、設定次第でチャットのみ使える感じです。
マルチに切り替えると他のプレイヤーも表示されて、いつものMMOみたいな感じになります。

バトル:やりたいことは分かるが作りが雑

回避、パリィをしながらスキを見てダメージを当てていく完全アクションタイプ
戦闘操作は黒い砂漠に似ている感じですが、黒い砂漠よりもしっかり相手の動きを見て戦わないと勝てない感じに作られています。ゴリ押しは無理ってこと。

しかしながら相手の予備動作が分かりにくく、パリィのタイミングが正直つかみにくいので、難易度が高いというよりはエネミーの動きやパリィコンテンツに対しての作り込みに雑さが感じられました。
それもあって、ボス戦はかなり難しかったです。
スキルや攻撃の種類が少なく、バトルが単調になりやすいのも気になりました。
ただ、このゲームには難易度があり、いつでも変更可能ですのでムリーとなったときは難易度下げればいいかなと思います。
※他のプレイヤーやNPCに協力を求めることも可能です。

音楽など音全般に問題あり

個人的にはこれが最も気になりました
ストーリーやバトルもそうですが、このゲームは常に中華っぽい音楽がBGMとして流れ続けているだけで、ストーリーの盛り上がりやバトルの緊張感に対して音楽がリンクしておらず、プレイが永遠と単調になってしまいます。

グラフィッククオリティは非常に高いのですが、フィールド上でも鳥のさえずりや風の音、NPCの話し声や街のざわつき音などの環境音がほとんどなく、没入感や臨場感を感じられないのでもったいないなと感じました。改めてゲームと音楽の融合は大切だなと思いました。

スクショがめちゃ綺麗に撮れる

いくつか撮影してみましたが、景色のいい場所が多いのでスクショ好きな方にはハマると思います。
スクショを撮るコンテンツも用意されており、自分が撮影した画像をアップロードすることもできるみたいです。オープンワールドにスクショはかかせませんね。

キャラクリは韓国MMOスタイル

コチラも韓国ゲームスタイルに似ており、基本美形に作ることが可能です。
今作はクラスが存在せず、純粋に自分のキャラクターを作って好きな武器で戦うという感じ。FF14と同じ感じです。
育成要素としては、スキルツリーが存在することと、武器種ごとのレベルを上げていく感じですね。
今作面白かったのは、AIを使ってキャラクリすることもできる部分です。

似せたい人物の画像を用意し、それを使ってAIがキャラクリしてくれたり、声からキャラクターを作ることも可能です。しかし試してみたところ、あまり似たキャラクターにはなりませんでした。

※キャラの作り直しは課金アイテムが必要なシステムですが、ゲーム内で2回分キャラ作り直し出来るアイテムを取得することはできました。

パフォーマンスが良くバグがほとんどない。

個人的にこれはかなり評価高いです。
これだけのグラフィックにもかかわらずフレームの落ち込みやカクツキも全く感じることなくプレイできております。
ただし、あくまでもソロ環境での評価にはなるので、マルチでプレイヤー人数が増えたときはどうなるか分かりません。
まぁエネミーの数が少ないのも軽くなる要因かもしれませんが、高グラフィックでヌルヌルプレイできるのはゲーマーにとって嬉しいところです。

※マルチに関しても様々なコンテンツがあるようです、自分は先日コミュニケーションをとるだけのマルチイベントがあったので参加してみましたが、その時は特に重くなるなどの影響はありませんでした。

参考)今回のプレイ環境
CPU:intenl corei-7 13700K
メモリ:32GB
GPU:rtx-4070ti super
モニター:有機EL WQHD 240Hz

ガチャあります

ガチャで手に入れられるものは主に衣装です。
他にはバフアイテムやマウント(馬)などありますが、一番の目的は素敵な衣装ですかね。
ガチャは課金で行うのですが、ガチャを回すためのチケットをゲーム内で手に入れることも可能です。

まとめ

「風燕伝:where winds meet」 を簡単に言うと、ソロでも満喫できるオンラインMMO風RPGゲームという感じがしました。
たぶん今後パールアビスから発売される「紅の砂漠」のこんな感じなんじゃないかなと勝手に想像しています。

グラフィックなどパフォーマンスが非常に高く、遊べる要素も多いので海外MMORPGが好きな方なら必ずハマると思います。自分も気になる部分はありつつも気づいたら50時間プレイしてました。
しかし、日本のゲームを中心にプレイされている方には色々と取っつきにくい部分があるので、結構抵抗感はあると思います。

一番気になったところはミュージックや環境音などすべて含めた「サウンド」全般かな。せっかくビジュアルよくコンテンツも豊富なのに、音楽に力が入っていないためすべてのゲームプレイが薄味になってしまうのはとても残念に感じました。

この手のジャンルは最近新規参入が減ってきており、MMO風RPGの未来が不安でしたが、今作はそんな不安を解消してくれる作品だと思いました。

BUG(バグ)
BUG(バグ)

無料で遊ぶことが出来ますので、気になっている方は気軽にプレイしてみてください。

今回プレイしたゲームはコチラ