総評 4.0
主にノートPCをメインに使っている方にとって重宝するデバイスだと感じました。
この商品は据え置き型のドッキングステーションですが、私の場合自宅ではデスクトップPCをメインに使っているため、正直フルに使いこなせてはいませんが、性能やデザインには満足しております。
ノートPCの電源供給に使ったり、ポータブルゲーミングPCの電源供給にも使っていますが、使いながら充電も出来るのはかなりのGoodポイントでした。
このレビューでは使用感と合わせて、使い方の参考例なども紹介したいと思います。
製品仕様
搭載ポート内容 (前側) | データ転送用USB-A (10 Gbps) × 1 ※充電や映像出力に非対応 データ転送用USB-C (10 Gbps) × 2 ※充電や映像出力に非対応 USB-A × 1 (最大 12W) ※充電専用ポートのため、データ転送や映像出力に非対応 USB-C × 2 (最大 100W) ※充電専用ポートのため、データ転送や映像出力に非対応 オーディオ出力 × 1 |
搭載ポート内容 (裏側) | データ転送用USB-A (480 Mbps) × 3 ※充電や映像出力に非対応 USB-Cアップストリームポート (10 Gbps, 100W) × 1 ※本製品とノートPCの接続用ポート HDMI 4K@60Hz × 2 イーサネットポート × 1 |
サイズ | 約140 x 97 x 47mm |
重量 | 約888g |
パッケージ内容 | Anker Prime ドッキングステーション本体 (14-in-1, Dual Display, 160W) アップストリームポート用USB-Cケーブル × 1(1.0m、100W、10Gbps) 取扱説明書 |
思ったより小さい

私はAmazonで購入しましたが、画面で見るよりも小さかったです。思ったよりコンパクトだったのでデスクの上に置いても邪魔になりませんでした。
白メインのインテリアで構成されている方だとデスク上には合わないかもしれませんが、黒やブラウンなど暗めのインテリアの方には良い感じに配置できると思います。
更にコンパクトな上位モデルもあるみたいです
Anker Prime TB5 Docking Station(14-in-1, Thunderbolt 5対応)
上部ボタンで電源オンオフ出来るけど...
公式の取り扱い説明書を確認してやっとわかったことですが、上部のボタンは電源オンと液晶表示の切り替えができるものと当初認識していましたが、説明書を確認したところボタンを4秒間長押しすることで電源がオフにできることを知りました。
ただし2秒間長押しすると液晶画面オフになり、電源は入ったままの状態になるので、電源がちゃんと切れているかどうかの確認が出来ないので自分は電源プラグのON・OFF切り替えスイッチを使って電源落としてます。ここは改善してほしい部分です。
使い方の参考例
パターン①:ノートPC用フルデスクトップ拡張ステーション
用途:テレワーク/自宅オフィス向け
- 構成例:
- 背面のUSB-C(アップストリーム)をノートPCに接続(充電+映像+データ通信)
- HDMI ×2からデュアルモニターに接続(最大4K)
- USB-A/Cポートにキーボード・マウス・外付けSSD・プリンターなどを接続
- 有線LANポートで高速かつ安定したネット接続
- 活用ポイント:
- ケーブル1本でPCの電源・ディスプレイ・周辺機器すべてを同時に接続可能
- 高速データ転送や安定したネットワーク環境が手に入る
パターン②:映像・クリエイティブ作業向けセットアップ
用途:動画編集/写真整理/音楽制作など
- 構成例:
- USB-C経由でThunderbolt対応ノートPCと接続
- HDMIで高色域モニターに接続
- SDカードスロットでカメラデータを高速取り込み
- 外付けSSD・オーディオインターフェースなどをUSB-C/A経由で接続
- 活用ポイント:
- 複数の高速USBポートとSDカードリーダーでワークフローがスムーズに
- 大容量データも快適に取り扱える(10Gbps転送)
パターン③:リビングルームのAV・充電ステーション
用途:ホームエンタメ+充電ハブとしての活用
- 構成例:
- HDMI出力でテレビに接続 → タブレットやスマホの画面を大画面で表示(※Alt Mode対応機器)
- USB-C/Aポートでスマホ、イヤホン、コントローラーなどを同時充電
- 有線LANポートをスマートTVやゲーム機に使うと通信が安定
- 活用ポイント:
- 家族全員のデバイス充電を一括管理
- リビングでのプレゼン、映画鑑賞、ゲームにも対応
ノートPCメインで特にクリエイティや在宅業務を行っている方に向いているデバイスだと感じます。
このデバイスの大きな特徴はデュアルディスプレイできることだと思いますので、プログラミングやホームページ作成、もしくはビデオ通話しながらパソコン作業などに重宝するのではと思います。
熱は気にならない
「Anker Prime ドッキングステーション」には下部2か所と上部に1か所排熱部分があり、充電中もそこまで熱くなりません。ノートPCやモバイルバッテリーなどたまに「熱っ!」ってなりますが、このデバイスに関しては「暖かいなぁ」ぐらいです。
Anker Dock Managerアプリもあります
私はまだ使っていませんが、専用アプリケーションがあります。
主に出来ること
・ファームウェアの更新
・製品情報、よくある質問の確認
・カスタマーサポートへのお問い合わせ
ファームウェアの更新はやっておきたいところ。もしかしたら電源オフ部分も改善されるかも?
まとめ
「Anker Prime ドッキングステーション」は、自宅や会社でノートPCをメインにサブモニターを活用してクリエイティブな作業をしたり、ビデオ会議などをしながらPC作業をする方に購入価値を得られるデバイスかなと思います。
もちろん私の様に充電をメインに使用しても問題ないとは思いますが、オーバースペックは否めないので、充電メインの場合はドッキングステーションでなくてもいいと思いました。